我が家の庭の畑で、収穫間近を迎えていた人参。その青々と茂った葉っぱに、一匹の芋虫がちょこんとついているのを見つけました。
いつもなら見つけ次第、野菜を守るために捕まえてポイしてしまうのですが(笑)、その日はなぜか妙に愛おしくなり、部屋に持ち帰ってプラスチックの飼育ケースに入れてみることにしたのです。
模様からして、おそらく「キアゲハ」の幼虫です。
模様からして、おそらく「キアゲハ」の幼虫です。
さっそく新しい人参の葉をあげると、それはもうモリモリと音を立てるように食べて、特大のフンをぶりぶりと元気よく出していました。
ところが数日経つと、急にピタッと何も食べなくなったのです。
大きく丸々と太っていた芋虫の体が、だんだん、だんだんと小さく縮んでいきます。色はもとの綺麗な緑色のままでしたが、また数日すると、気がつけば完全に、よく知っている「蝶のサナギ」の姿へと変態を遂げていました。
調べてみて初めて知ったのですが、芋虫はサナギになるとき、体内の余分な水分やドロドロした不要物を一気に外へ出すのだそうです。
そのせいで、サナギの足元には黒くて生々しいおどろおどろしい物体が、たくさんポタポタと落ちていました。これぞ、自分の目で育ててみなければ絶対に分からない生命の神秘です。
そのせいで、サナギの足元には黒くて生々しいおどろおどろしい物体が、たくさんポタポタと落ちていました。これぞ、自分の目で育ててみなければ絶対に分からない生命の神秘です。
サナギのまま冬を越す「越冬サナギ」になるのか、それともこのまま羽化するのか、毎朝ドキドキしながらケースを覗き込んでいたのですが……。
今朝、ついにその時がやってきました。
ケースの蓋を開けると、そこには息を呑むほど美しいキアゲハが誕生していたのです!
芋虫からサナギをへて、大空へ羽ばたく蝶へと変態する一連のストーリーを最初から最後まで間近で見たのは、長い人生のなかでもこれが初めてのこと。真っ直ぐに翅を伸ばしたその気高い姿は、言葉にできないほどの大きな感動を私にくれました。
レンズの向こうから、「ねぇとうちゃん、私、綺麗でしょ!?」って、得意げに微笑みながら話しかけてくれているみたいですよね(笑)。
人参を分けてあげた甲斐が、十二分にあった最高の朝でした。羽がしっかり乾いたら、我が家の30種類の夏野菜パラダイスが大自然の中で待つ、お庭へと優しく放してあげようと思います。
実はもう一匹、蛹になっているキアゲハがおります。こちらは、ディルを食べてました。
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投稿を表示大変貴重な体験でしたね。我が家のニンジンの葉にもキアゲハの幼虫が時々ついて、うっかりするとニンジンの葉が丸裸になるので見つけては踏みつぶしていましたが、こんなに美しい姿を見るともう踏みつぶすことできませんね(+_+)
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投稿を表示感動ですね!蝶になって飛び立つことができて本当に喜ばしいです!